乾燥が気になる方に「甜杏仁と豆乳で作る杏仁豆腐」 - 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学

COOKING食養生のレシピ

乾燥が気になる方に
「甜杏仁と豆乳で作る杏仁豆腐」

2017.11.28 UPDATE

監修:矢留 江里子 先生(国際中医薬膳師)

【難易度★★☆】
杏仁は腸や肌を潤し、咳を鎮めて呼吸を安定させ、便秘を改善します。

甜杏仁(てんあんにん) 平性/甘味 咳を鎮める、痰を出しやすくする、便秘・肌荒れの改善など

杏仁はあんずの種子の中の核を取り出したものです。甘みがあり料理などに使われる甜杏仁と、漢方薬に使われる苦杏仁(くきょうにん)の2種類があります。
甜杏仁は肺に潤いを与えて、乾いた咳や喘息によいとされています。また、腸も潤し水分代謝をよくするので、便秘の解消や、肌の乾燥が気になるときに摂り入れるとよいでしょう。多食は避けてください。

プリント

甜杏仁と豆乳で作る杏仁豆腐
RECIPE

秋から冬へ変化していく時期は、乾燥しやすく、朝晩の気温の変化が大きくなり、喘息・秋の花粉症などの持病の発作や、咳や呼吸器系の疾患が増えてきます。また、この時期に便秘気味という人は、腸の乾燥からくる便秘かもしれません。
漢方では白い食材は身体を潤すと考えられています。梨、百合根、白きくらげ、蓮根、大根、山芋、杏仁などの食材や旬のものを摂り入れ、気候の変化に対応できる身体づくりをしましょう。
今回は豆乳を使いました。肺の機能を高め身体を潤すので、喉が乾く、気管支が弱い、痰が出にくいなどの症状がある方によいでしょう。
材料のアマレットは杏の核をブランデーにつけたリキュールです。杏仁豆腐の上にのせた甘酸っぱい杏ジャムも相性がいいでしょう。漢方において、甘酸っぱい味は身体の「津液(しんえき)」(潤い)を生み、汗や下痢を抑え、疲れをとるといわれています。

調理時間60分

材料
【180ccのカップ4つ分】
甜杏仁パウダー…………………………40g
豆乳………………………………………500ml
きび砂糖…………………………………30g
粉ゼラチン………………………………10g
お湯………………………………………100ml
生クリーム………………………………100ml
アマレット………………………………大さじ1
杏ジャム…………………………………適量
クコの実・ミントの葉(飾り用)……適量

COOKING

  1. 1粉ゼラチンは、分量のお湯で溶かしておく。
  2. 2鍋に甜杏仁パウダー、豆乳、きび砂糖をよく混ぜ合わせる。火にかけて木べらで混ぜ全体が溶けたら、混ぜながら、溶かしておいた粉ゼラチンを入れ、きれいに溶かす。
  3. 3火から下ろし、生クリーム、アマレットを加える。
  4. 4③を氷水に当てながら、とろりとするまで粗熱をとり、型に流し入れて冷蔵庫で1時間ほど冷やす。冷やす時間が長いほど固まる。
  5. 5冷えて固まった④にジャムと飾り用のクコの実、またはミントの葉をのせる。

料理のポイント

  • point! 甜杏仁はネット通販などでご購入いただけます。高純度な杏仁パウダーは自然の香りや栄養が豊富に含まれています。
  • point! 材料は甘さ控えめの分量になっています。きび砂糖や上にのせるジャムでお好みの味に調整してください。
  • point! 豆乳の味や香りが苦手な方は、豆乳500mlをお好みで牛乳と合わせていただいてもよいです。

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この記事を監修された先生

国際中医薬膳師矢留 江里子 先生

矢留 江里子(やとめ えりこ)国際中医薬膳師。登録販売者。フードコーディネーター。食空間コーディネーター。NPO日本食育インストラクター。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。
日本中医学院(旧北京中医薬大学日本校)卒業。自然療法の料理教室の課程を修了。企業のイベントなどで薬膳講師を務める。イスクラ薬局勤務を経て2023年11月より、吉祥寺にて漢方薬店「薬食同源totonou漢方」 主宰。