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皮ごと食べてかぜ予防「金柑のスコーン」

COOKING食養生のレシピ

皮ごと食べてかぜ予防
「金柑のスコーン」

2020.03.10 UPDATE

【難易度★★☆】
金柑は気の巡りを良くして消化を促進し、喉の痛みや咳、かぜを予防します。

金柑 温性/辛味、甘味 かぜ予防、喉の渇きを潤す、食欲不振・胃もたれの改善 など

皮ごと食べられる金柑は、その皮に多くの栄養素が詰まっており、古くから咳、喉の痛みなどかぜ予防として用いられてきました。

中医学では「肺」、「肝(かん)」、「胃」、「脾」を元気にするとされ、咳や喉の痛みなどのかぜ予防に良いとされています。また、食欲がないとき、胃がもたれているときは消化を助け、胃の不調を和らげる働きがあります。
金柑の爽やかな香りは、気の巡りを促して、鬱々とした気分を和らげてくれるでしょう。

金柑の旬は1月〜3月頃です。粒が大きく色が濃くて表面に艶があり重みがあるものを選びましょう。
シロップ漬けにしておくと、長期保存ができ、必要なときに取り入れることができます。咳の出始めや、のどが気になるときに食べるのがおすすめです。

プリント

金柑のスコーン
RECIPE

薬膳では、ひとつのものを丸ごといただくことを「一物全体(いちぶつぜんたい)」といいます。丸ごととは、りんご・じゃがいも・金柑などなら皮ごと、大根・にんじんなどは葉っぱから根っこまで、魚なら頭から尾までを指します。全部揃っているから生きている、生命力に満ち溢れ、必要な栄養のバランスが揃っていると考えます。

また、私たちの身体もその土地の風土、気候と密接に関わっている自然の一部です。旬のものを毎日の食卓に並べ、自然な形で身体に取り入れると体調も整います。

今回のレシピでは、金柑を皮ごと使いました。また、全粒粉を加えることで全て精製しているものでなく、なるべく自然に近いものを取り入れています。
金柑と紅茶の香りの相乗効果で気の巡りを促してくれる薬膳スイーツです。

調理時間40分

材料
【6〜7個分】
金柑……………………3〜5個
薄力粉…………………130g
全粒粉…………………70g
ベーキングパウダー…10g
紅茶葉…………………小さじ1.5杯
きび砂糖………………10g
塩………………………2つまみ
無塩バター……………50g
豆乳……………………100cc

COOKING

  1. 1金柑を細かく切っておく。無塩バターは常温に戻しておく。
  2. 2ボウルに薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーをふるっておく。紅茶葉、きび砂糖、塩を加え混ぜる。
  3. 3ビニール袋に②と角切りにした無塩バターを入れ、ビニールの上からバターを指でつぶしながらパラパラになるまで混ぜる。
  4. 4③に豆乳を入れ、さらに手で揉んでひとまとめにしたら、打ち粉(分量外)をしたまな板に取り出す。
  5. 5①を④の真ん中にせたら、上から生地をかぶせて押し、かぶせて押しを数回繰り返し、最終的に生地を2センチくらいの厚さに整える。
  6. 6セルクル型で丸く抜いたら天板に並べ、180度のオーブンで25分焼いてできあがり。

料理のポイント

  • point! フレッシュな金柑で作るとさっぱりと仕上がり、シロップ漬けの金柑では甘味があります。砂糖の量をお好みで調整してください。
  • point! セルクルがない時は包丁で四角、あるいは三角に切り分けて焼いてください。
  • point! 有塩バターを使う場合は塩を減らすといいでしょう。

PROFILE

国際中医薬膳師矢留 江里子 先生

矢留 江里子(やとめ えりこ)国際中医薬膳師。
登録販売者。フードコーディネーター。食空間コーディネーター。NPO日本食育インストラクター。
日本中医学院(旧北京中医薬大学日本校)卒業。自然療法の料理教室の課程を修了。企業のイベントなどで薬膳講師を務める。
心も身体も美しく健やかになれる薬膳レシピを提案。

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