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お正月明けの疲れた胃腸をデトックス「鶏手羽肉と大根の黒酢煮」

COOKING食養生のレシピ

お正月明けの疲れた胃腸をデトックス
「鶏手羽肉と大根の黒酢煮」

2020.01.14 UPDATE

【難易度★☆☆】
大根は疲れてしまった胃腸の働きやお通じを改善します。

大根 涼性/辛味・甘味 消化を促進し痰を取り除く、気の巡りを促し胸やけを緩和 など

秋から冬の寒い時期にみずみずしく甘味が増す大根は、胃の不快感の緩和に役立つ食材です。暴飲暴食した翌日、くしゃみや鼻水、痰がたくさん出てくるということはありませんか?それは、胃が消化不良を起こしていることにより溜まった、体に不要な水分「痰湿(たんしつ)」が、夜眠っているうちに肺に移行してしまったものです。
大根は消化を促進し、消化不良によって肺にたまった痰を取り除く働きがあります。冬の寒い日の一品として煮物にしてはいかがでしょうか。

プリント

鶏手羽肉と大根の黒酢煮
RECIPE

今回のレシピは、消化促進の働きがある食材を取り合わせた煮物です。
メイン食材の大根のほか、調味料に使われている黒酢、トッピングのゆずも消化促進の働きがあります。
こんにゃく、ごぼう、切り昆布はデトックス食材としてお通じを良くし、お正月のうちに溜まってしまった痰湿を取り除きます。
 
また、冬の養生におすすめの食材も合わせています。
中医学で、黒砂糖、黒酢といった黒い食材は、冬に養生すべき「腎」を養うとされます。
また、骨付きの鶏肉にはお腹を温め、生命エネルギーをチャージする働きがあるので、寒い時期には特におすすめです。

塩味は中医学で鹹味(かんみ)といい、摂り過ぎると冬に養生すべき腎を傷つけてしまいます。そのため、今回は素材の味を楽しめる薄味に仕上げました。
薄味にすると、ご飯をたくさん欲しくならないので、ダイエットにも適しています。

調理時間60分

材料
【2・3人分】
鶏手羽元……………約600g(約10本)
※鶏手羽先でも可
大根…………………約1/4本   
ごぼう………………1本
※大根とごぼう合わせて計約500g
こんにゃく…………300g
切り昆布(乾燥)…15g
しょうが……………1片
ゆずの皮……………適量

(A)調味料
黒酢…………………50cc
しょうゆ……………30cc
酒……………………30cc
黒砂糖………………大さじ1

COOKING

  1. 1鍋に(A)を入れて合わせ、鶏手羽元と薄切りにしたしょうがを加え1時間漬け込む。一晩漬け込むときは冷蔵庫で保存する。
  2. 2こんにゃくを2~3分下茹でし、水気を切った後、一口大に手でちぎっておく。
  3. 3大根は厚さ2センチの半月切り、ごぼうは長さ6センチの縦割り、切り昆布はさっと水にくぐらせておく。
  4. 4大きめの鍋に③とひたひたの水を入れて中火にかけ、煮立ったら蓋をして、大根が柔らかくなるまで煮込む。
  5. 5①の鍋を調味料ごと中火にかけ、ひと煮立ちしたら②を加え、蓋をして弱火で煮る。
  6. 6鶏手羽元に火が通ったら④の鍋に煮汁ごと加え、煮汁が殆どなくなるまで中火で煮絡める。器に盛り、千切りにしたゆずの皮を散らす。

料理のポイント

  • point! 大根は中央部が甘味があり煮物に適しています。
  • point! 作り方⑤のあと、そのまま冷ますと味がよく染み込みます。
  • point! 鶏肉を黒酢に漬けてから煮ているので、冷めてもやわらかくおいしいです。酢で煮ているので冷蔵で約5日間保存できます。

PROFILE

国際中医薬膳師佐藤 薫 先生

佐藤 薫(さとう かおり)
国際中医専門員A級。国際中医薬膳師。登録販売者。不妊カウンセラー。
日本中医学院(旧北京中医薬大学日本校)卒業。現在は漢方薬局での漢方相談だけでなく、日本中医食養学会講師を務める。
体の基礎から健やかに導く、一人ひとりに合った薬膳レシピを提案。

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