晩春の体をクールダウン「豆腐ハンバーグ」 - 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学

COOKING食養生のレシピ

晩春の体をクールダウン
「豆腐ハンバーグ」

2017.04.25 UPDATE

監修:鈴木 理恵(管理栄養士・国際薬膳師)

【難易度★★☆】
えんどう豆は、胃腸の働きを調え水分代謝を良くします。

えんどう豆 平性/甘味 胃腸の働きを調え水分代謝を良くするなど

えんどう豆は、胃腸の働きを調えることによって吐き気や胸やけなどの症状を改善し、水分代謝を高めます。また皮膚の腫れ物などを改善する働きもあります。
えんどう豆は収穫時期によって呼び名が変わります。若いさやごと食べるのが「さやえんどう」と「スナップエンドウ」、未成熟の実を食べるのが「グリンピース」、若い葉と茎を食べるのが「豆苗」です。

プリント

豆腐ハンバーグ
RECIPE

4月下旬は二十四節気の穀雨(こくう)を迎え春の最後の節気となります。立夏を目前に控えたこの時期は、陽気が上昇し気分的にも高揚することから、五臓の肝が過剰に興奮し、心への負担もかかりやすくなったりします。また、肝の働きに影響を受ける胃腸の消化吸収機能まで不調になることもあります。
今回は、熱を冷ましながら潤いをもたらし、気の流れをスムーズにして胃腸の働きを整える食材を使って豆腐ハンバーグにしました。ゴールデンウィークを楽しく元気に過ごせるよう肝や心の働きを安定させましょう。

調理時間30分

材料
【2人分】
A 木綿豆腐…………………………200g
   鶏ひき肉…………………………150g
 生しいたけ………………………2枚
 グリンピース(缶詰)…………25g
 長ねぎ……………………………20g
 しょうが…………………………10g
B 片栗粉……………………………小さじ2
   酒…………………………………大さじ1/2
   塩…………………………………小さじ1/4
米油(サラダ油でも可)…………大さじ1
大根(おろしにする)……………適量
しそ(せん切り)…………………4~5枚
水菜(5cm長さに切る)…………適量
パプリカ(黄・赤)(薄切り)…適量
ポン酢(市販品)…………………適量

COOKING

  1. 1豆腐は水切りをする。生しいたけ、長ねぎ、しょうがはみじん切りにする。グリンピースはさっと洗って水けをきる。
  2. 2ボウルにAとBの材料を入れてよくまぜ、4等分に分けて形を整える。
  3. 3フライパンに米油を熱し、②を入れ中火で焼き色をつける。裏返し、フタをして弱火で5~6分焼いて中まで火を通す。
  4. 4③を器に盛り付け、大根おろしとしそのせん切りをのせ、水菜とパプリカを和えたものを添える。ポン酢をかけていただく。

料理のポイント

  • point! 豆腐の水切りは、耐熱皿にのせ、ラップなしで電子レンジに約1分(600w)かけると簡単にできます。

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この記事を監修された先生

管理栄養士・国際薬膳師鈴木 理恵

イスクラ産業で製品開発および薬膳関連の仕事に従事。日本食糧新聞社百菜元気新聞への薬膳レシピ掲載、西洋フード・コンパスグループ(株)への薬膳メニュー提供など。身近な食材で簡単に作れる体と心によいレシピを提案している。