監修:笹沼歌乃(国際中医薬膳管理師)
【難易度★☆☆】
鶏レバーは、血を養い、肝と腎の働きを補うことで、目の疲れや貧血傾向の養生に役立ちます
鶏レバー 温性/甘味・苦味 貧血、目の疲れ、目のかすみ、夜の見えにくさ、視力低下、夜尿 など
鶏レバーは、血を養い、肝と腎の働きを補う代表的な食材として、古くから食養生に用いられてきました。中医学では、肝は血を蓄え目や髪と深く関わり、腎は成長や加齢、美しさの土台を支えると考えられています。そのため補血養肝や補腎を意識した食事は、美容やインナーケアを大切にしたい方にも親しまれています。レバーは下ごしらえを工夫することで食べやすくなり、炒め物や甘辛煮など幅広いレシピで楽しめます。
鶏レバーとりんごのソテー
レシピ
こんにちは。国際中医薬膳管理師の笹沼です。
今回ご紹介する「鶏レバーとりんごのソテー」は、「酸甘化陰(さんかんかいん)」を意識した秋の養生レシピです。中医学における「酸甘化陰」とは、酸味と甘味を組み合わせることで、体に必要な潤いを養うという考え方です。この料理では、甘味をもつ鶏レバーに、甘味と酸味をあわせもつりんご、さらにワインビネガーの酸味を組み合わせることで、その考え方を取り入れました。鶏レバーのコクにりんごの爽やかな甘酸っぱさが加わることで味わいに奥行きが生まれ、レバーが苦手な方にも楽しんでいただきやすい一皿に仕上げました。彩りに添えたクコの実もアクセントとなり、見た目にも華やかです。
調理時間40分
材料
【2人分】
鶏レバー・・・・・・・・・・・・・・・300g
りんご・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・80g
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・1片
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・少々
ローリエ・・・・・・・・・・・・・・・1枚
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・50ml
ワインビネガー・・・・・・・・・小さじ2
飾り用:
パセリ・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
酢漬けのクコの実・・・・・・・適量
作り方
- 1鶏レバーは食べやすい大きさに切り、牛乳に15~30分浸す。牛乳から取り出し、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
- 2りんごと玉ねぎは食べやすい大きさに切る。にんにくはみじん切りにする。
- 3フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら②のりんごを加える。焼き目がつくまで両面を焼き、塩をふる。
- 4③に玉ねぎとローリエを加え手早く炒める。
- 5④に鶏レバーを加え、塩とこしょうを適量加え炒める。
- 6鶏レバーに火が通ったら、白ワインとワインビネガーを加え、汁気がなくなるまでさっと炒める。
- 7器に盛り、酢漬けのクコの実とパセリを飾る。
料理のポイント
- point! 酢漬けのクコの実は、クコの実がしっかり浸る程度の酢に漬けたものです。サラダやドレッシングのほか、さまざまな料理に使えるため、常備しておくと便利です。
- point! スーパーでは、鶏レバーとハツがセットになったパックもよく見かけます。このレシピでは、そのまま使用していただいても問題ありません。ハツの食感も加わり、より食べ応えのある一品になります。
- point! レバーは加熱しすぎると固くなるので気をつけましょう。
この記事を監修された先生
国際中医薬膳管理師笹沼歌乃
国際中医専門員。国際中医薬膳管理師。登録販売者。
イスクラ産業株式会社中成薬事業本部広報課にて、中医学情報サイト「COCOKARA中医学」の運営。イスクラ中医薬膳講座(主催:イスクラ中医薬学院)で薬膳講師として従事。薬膳の調理実習やイベント開催、SNSの運用を通して中医学を紹介。
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