腎の働きを高めて冷えを克服する「えびニラ餃子」 - 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学

COOKING食養生のレシピ

腎の働きを高めて冷えを克服する
「えびニラ餃子」

2016.12.27 UPDATE

監修:部長 COCO(COCOKARA温活部)

【難易度★★☆】
えびは体の芯から温め、冷えに勝つための食材です

えび 温性/甘味、鹹味 腎の働きを良くして体の芯から温める力をつける、食欲を高めるなど

えびは、全身の陽気の源である腎陽(体温を維持し、各臓器の働きを良くする作用)を強める、食欲を高めるなどの働きがあります。陽気不足の冷え、足腰のだるさ・むくみ、頻尿、疼痛、無気力、冷えからくる食欲不振などの症状を改善します。のぼせやすい、興奮しやすいなどの症状がある方は控えましょう。

プリント

えびニラ餃子
RECIPE

12月下旬は二十四節気の冬至(とうじ)となり本格的な冬を迎えます。中医学での冬の養生は、寒さ対策と次に巡ってくる季節に向けてエネルギー源を蓄えている腎を養うことを基本とします。
今回は、腎の働きを高めるえび、豚肉、体の中から温めるニラ、ねぎ、生姜を使って冷えを改善するようにしました。
レシピ・解説:イスクラ産業株式会社  管理栄養士・国際薬膳師 鈴木 理恵

調理時間30分

材料
【20個分】
むきえび(粗みじん)……………120g
豚ひき肉……………………………120g
ニラ(みじん切り)………………1/2把
長ねぎ(みじん切り)……………5cm
しょうが(みじん切り)…………1/2かけ
A  酒………………………………大さじ1/2
  しょうゆ………………………大さじ1/2
  ごま油…………………………大さじ1/2
    塩………………………………小さじ1/2
餃子の皮(大)……………………20枚
★餃子のたれ(酢・しょうゆ・ラー油)……各適量

COOKING

  1. 1ボウルに豚ひき肉を入れ、粘りが出るまで混ぜる。続いて長ねぎ、しょうが、Aの調味料を加えて全体に混ぜる。
  2. 2むきえびを加え、一度混ぜてからニラを加え、よく混ぜる。
  3. 3②のあんを餃子の皮で包む。
  4. 4フライパンを熱しサラダ油大さじ1を入れ、餃子を並べて中火で焼く。底がきつね色になったら、水1/2カップを加えフタをして弱火で約5分蒸焼きにする。
  5. 5器に盛り付け、たれを添える。

料理のポイント

  • point! お好みで水餃子やスープ餃子にもできます。

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この記事を監修された先生

COCOKARA温活部部長 COCO

冷えに悩む日本全国の女性を救いたいという想いのもと、全国の女性の冷え解決に向けて奮闘中のCOCO部長。 COCOKARA中医学では、「温活」をテーマに家庭でできる食事・生活養生の知恵を発信している。