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「今から始める妊活女子の漢方レッスン」に参加してきました!

SPECIAL特集

「今から始める妊活女子の漢方レッスン」に
参加してきました!

2017.08.29 UPDATE

こんにちは、スタッフの西村です。

6月10日(土)に浜離宮朝日ホール(東京都中央区)にて、週刊朝日MOOK『心とからだを整える本格漢方2017』出版記念講演会「今から始める妊活女子の漢方レッスン」(共催:朝日新聞出版、イスクラ産業株式会社、 日本中医薬研究会、後援:NPO法人日本不妊カウンセリング学会)が開催されました。
女性限定の今回の講演会には150名もの方が参加されました。

私もレポーターとして参加しましたが、妊活において、中医学や漢方のサポートを考える方がたくさんいらっしゃることを、改めてうれしく感じました。
 
では、漢方レッスンの模様を順にご紹介します。

第一部 不妊治療の最前線から学ぶ妊活の基礎知識

第一部のご講演では、山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センターのセンター長で、国際医療福祉大学大学院教授の藤原敏博(ふじわらとしひろ)先生にお話ししていただきました。

妊活や不妊というと、卵子の質などに目がいきやすいのですが、それだけが重要なことではありません。
妊娠力を上げるには、妊娠の仕組みを知ることが大切です。
妊娠までのプロセスのどこかにダメージがあると、それだけで不妊症になってしまいます。

不妊症の定義は、妊活を始めて約1年たって妊娠できていない場合に、不妊症と診断されます。
しかし、患者さんの年齢に応じて妊娠力が変わるため、一概には言えません。

不妊を改善するためには、原因をきちんとつかんで検査・治療を行うことが大切です。 女性側の原因は、排卵がうまくできない、子宮内膜症など、さまざまな要因があります。
一方、パートナーの精子による不妊も多く、不妊は女性だけの問題ではありません。

近年、「体外受精」による治療で妊娠率は上がってきていますが、不妊が確実に解決できるわけではありません。
年齢が上がると卵子の質も低下していき、妊娠できる確率はどんどん下がっていきます。

また、流産のリスクも高くなっていきます。
不妊症は卵子だけではなく、卵管や卵巣・子宮の病気によっても起こります。
代表的なものに、卵管炎、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸がんなどがあります。未然に防ぐためには、子宮がん検診を受け、HPVワクチンの接種などを積極的に行うことが大切です。

私は、「妊娠力は総合力」と考えています。
早めに自分の体の状態を把握し、妊娠にとって何が大切なのか、またそのために何をすれば良いのかを理解し、ライフスタイルを整えることが重要です。
 


藤原敏博(ふじわらとしひろ)先生プロフィール
山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター センター長
国際医療福祉大学大学院教授

第二部 中医学による妊娠しやすいからだの作り方 ~妊娠しやすい心とからだとは~

続いて第二部の陳志清(ちんしせい)中医学講師の講演内容をご紹介します。

西洋医学は、ホルモン剤を使用したり、卵子を取り出して体外受精などしたりして治療していきますが、中医学は体全体の機能から妊娠力アップを目指していきます。
この中医学と西洋医学の良いところを合わせて利用することを「中西医結合(ちゅうせいいけつごう)」といいます。

そして、妊娠力を高めるには、3つのポイントがあり、まず1つ目は血液を充実させる「養血(ようけつ)」、2つ目は血のめぐりを良くする「活血(かっけつ)」、3つ目は腎(生殖機能などをつかさどる)を補う「補腎(ほじん)」が重要です。
女性の体は常に血が不足しやすく、妊娠には十分な血液が必要になります。

同様に血のめぐりが良くなければ、月経などもスムーズに起こりにくくなるため、これらを解決するためには、養血や活血が非常に重要になるのです。
補腎では、卵巣機能とホルモンバランスを整えることができます。
年齢とともに低下していく卵巣機能とホルモンバランスのレベルを高めることは、妊娠しやすい体づくりに繋がります。

なお、月経の周期を整えることは妊娠の大切な条件。
生理周期に合わせた養生を行い、正しい生理周期を保つことを「周期調節法(しゅうきちょうせつほう)」(※1)といいます。
生活習慣を見直し、周期に合わせた漢方を使って月経の周期を整えます。
妊活は、個々の体質に合わせて行うことが大切なのです。

※1:周期調節法については、『妊活のための中医学入門vol.3妊娠しやすいからだへ導く「周期調節法」とは』 にてご紹介しています。
 


陳志清(ちんしせい)先生プロフィール
イスクラ産業株式会社取締役
中医学講師、薬学博士、日本不妊カウンセリング学会評議員

第三部 教えて先生!妊娠力UPのポイント

対談には、タレントの乾貴美子さんにご登壇いただき、事前に参加者のみなさんからいただいた質問を、中医学講師の陳先生にいくつか聞いていただきました。
実際に妊活されているかたの生の声ですので、とても参考になるお話でした。

内容は、漢方薬の使い方から、不妊によく使われる生薬のお話、副作用のお話しなど、どれも興味深いことばかり。特に不妊の原因の半分は男性に原因があるという話にはとても驚きました。
また、漢方薬で体を整えると生活の質が向上するという話にも、興味がわきました。

乾さんご自身も妊活中に漢方をとり入れていたご経験があるそうで、陳先生との対談も盛り上がり、会場のみなさんも熱心に聞き入っていました。
 


乾貴美子さんプロフィール
「週刊朝日」(朝日新聞出版)のモデルとしてデビュー以来、テレビ・ラジオ・雑誌連載を中心に活動。
2016年、第1期東京都子育て支援員認定。

左から乾貴美子さんと陳先生。和やかな雰囲気で対談は進行しました

「漢方相談体験コーナー」を実施!大人気で長蛇の列となりました

漢方薬を自分で選んで購入する方もいらっしゃるかもしれませんが、中医学では、その人の体質を見極めて、症状を細かく伺ってから方剤の提案がなされます。
例えば、風邪を引いたから「葛根湯」では、熱症状が強い方は、逆に症状を悪化することもあります。そのため、専門家に相談することは、とても大切なのです。

そのことを、より多くの方に知っていただきたいので、今回の講演会では、開演前の1時間と休憩中25分間で漢方相談体験ができるコーナーを設置しました。
開場とほぼ同時に12席あったコーナーは埋まり、その後は長蛇の列になりました。漢方相談に対して関心が高いことに、とても驚きました。
体験された方の声としては「食事の重要性や漢方の事まで丁寧に説明してくれた」「経験豊富そうな先生で、感じが良く聞き取りやすかった。」など概ね好評でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も漢方講演会の開催を考えておりますので、講座のテーマなどのご要望がございましたら、 「COCOKARA中医学」のお問い合わせフォームから、どしどしお寄せください。

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