胃もカラダも元気に「発酵キャベツと鶏ささみの中華サラダ」のレシピご紹介 - 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学 | 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学

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胃もカラダも元気に
「発酵キャベツと鶏ささみの中華サラダ」
のレシピご紹介

2026.03.10 UPDATE

キャベツのサラダ

監修:和田 暁 先生(一般社団法人薬膳アカデミア理事長)

【難易度★☆☆】
キャベツは消化不良、腸内ガスの排出、体力のサポートに役立ちます

キャベツ

キャベツ 平性/甘味 食欲不振、お腹の張り、胃腸の不快感の解消 など

キャベツは中医学において、胃や肝の経絡に働きかける食材とされます。胃を補い消化を助けるため、胃の痛みや膨満感の緩和、食欲不振、消化不良、排便の不調に適しています。古代の医学書『本草拾遺(ほんぞうしゅうい)』には、キャベツは骨髄を補い、五臓六腑を整え、関節を動かしやすくし、経絡の気の流れを整え、耳と目を明瞭にし、人々を健康にし、睡眠を減らし、心力を増やし、筋骨を強くすると記載されています。また、現代栄養学の面から見ると、キャベツにはビタミンCやビタミンU(キャベジン)、食物繊維が豊富に含まれ、胃粘膜保護作用や整腸作用、抗酸化作用が期待されています。

参考:『中薬大辞典』、『中華本草』

発酵キャベツと鶏ささみの中華サラダ
レシピ

キャベツ

こんにちは。一般社団法人薬膳アカデミア理事長の和田暁です。

季節は啓蟄(驚蟄)を迎えました。年度末を控え、仕事のまとめや新年度の準備などで、普段より慌ただしく過ごしている方も多い時期です。食事や睡眠が十分に取れない日が続くと、体のだるさや気力の低下を感じやすくなり、さらに消化力が落ちて下痢などの不調を招くこともあります。そんな時期におすすめしたいのが、発酵キャベツを使ったレシピです。発酵キャベツは腸内環境を整え、消化機能をやさしく支えます。鶏ささみは気血を補い、体力回復をサポートします。さらに、かぶ(辛味)とケール(苦味)は、気の巡りを促し、冬の間にこもった熱を冷まします。発酵キャベツの酸味と組み合わさることで、春に急上昇しやすい「肝の陽気」を適度におさめて整えることができます。ドレッシングに含まれる黒豆鼓は、花粉症の季節のサポート食材としても役立ちます。3月の啓蟄は、冬眠していた生命が目覚めるタイミングです。発酵の力と春野菜の軽やかな気を取り入れ、滞りを巡らせ、体力を養い、ストレスに負けない春の体づくりをしていきましょう。

編集部からのコメント
キャベツの塩味と酸味が心地よい今回のレシピ。さっぱりした味付けで、もりもり食べられます。何かと胃腸が弱りやすい春の季節の「お助けレシピ」になること間違いなしです!

調理時間15分

材料

【2人分】

発酵キャベツ・・・・・・・・・・・・・・100g

鶏ささみ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~3本
かぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1個
ケール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚
クコの実・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

塩麹・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

 

ドレッシング:
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
黒豆鼓(粗く刻む)・・・・・・・・小さじ1

作り方

  1. 1ジッパー付き保存袋に鶏ささみ、塩麹、酒を入れ揉み込み、袋のまま沸騰直前の火加減で5分茹でる。粗熱を取った後、鶏ささみを細くさいておく。
  2. 2かぶは細切りにして塩(分量外)で揉んでおく。ケールは細切りにする。
  3. 3小さな鍋にクコの実と水を入れ、火にかけて沸騰後2分ほど茹でる。
  4. 4ボウルに発酵キャベツと、①の鶏ささみと②のかぶとケールを入れる。
  5. 5ドレッシングの材料と④を混ぜ合わせ、皿に盛りつけ、クコの実を飾る。

料理のポイント

  • point! かぶは皮のまま使いましょう。(汚れがあれば落として)
  • point! 発酵キャベツは塩漬けにしたキャベツで代用できます。
  • point! 【発酵キャベツの作り方】キャベツに重さの2%の海塩を加えてよく揉み、清潔な瓶に空気を抜くようにしっかり詰めます。直射日光の当たらない常温の場所で、夏は2~3日、冬は1週間ほど発酵させると出来上がり。冷蔵庫で1か月ほど保存できます。

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この記事を監修された先生

一般社団法人薬膳アカデミア理事長和田 暁 先生

和田 暁(わだ しゃお)
上海中医薬大学中医学部卒、同大学付属病院勤務。昭和大学研修中、日本医食同源第一提唱者の新居裕久教授と出会い、中医学を毎日の食卓へ届けることを目指し、薬膳普及の道へ進む。
2015年、世界中医薬学会連合会より世界初の高級中医薬膳伝授師称号を授与。現在、一般社団法人薬膳アカデミア理事長・世界中医薬学会連合会常務理事、日本国際中医薬膳管理師会会長、上海中医薬大学日本校教授、東京栄養士薬膳研究会顧問。
主な著書に『薬膳で治す』(時事書房・共著)『まいにち養生ごはん』(学陽書房・監修)『中医婦人科学』(上海科技出版社・共著)雑誌『助産雑誌』連載執筆など。