監修:松本 誉子 先生(薬膳料理家)
【難易度★☆☆】
ひよこ豆は脾の疲れを回復させます

ひよこ豆 平性/甘味 脾の働きを整える、貧血・便秘の解消 など
ひよこ豆は、地中海料理やインド料理などでよく見られる豆類で、ビーガンやベジタリアン料理では動物性タンパク質の代替品としてもよく使われています。
中医学的には、脾と大腸の働きを整えるとされ、消化器系の働きが弱っている時や便秘を解消させたい時に摂りたい食材です。また養血の働きもあるため、貧血や血(けつ)の不足からくる肌の乾燥が気になる時にもおすすめです。
ひよこ豆とアボカドのフムス
レシピ

日本の夏は、気温が高いだけでなく湿度も高いため、脾に負担がかかりやすいシーズンです。脾は消化器系と関わりが深いため、脾の働きが弱ると食欲不振になりがちで、ついつい冷たい飲み物や食べ物を摂取したくなります。しかし、これがさらに脾に負担をかける原因となり、体が重怠い、食欲が出ない、やる気が出ないなどの症状を引き起こします。
ひよこ豆は、中医学的には脾と大腸に帰経し、消化器系の働きを整える食材とされます。また、栄養学的には、タンパク質や食物繊維も豊富なため、大腸に負担をかけずに栄養を摂取できるスーパーフードとされています。今回は、気(エネルギー)を益す働きを持つアボカドと味噌を加えて、和風味のフムスにしてみました。胃が冷えて辛いときには、生野菜を控えて温野菜と一緒にお召し上がりください。
調理時間10分
材料
【2~3人分】
ひよこ豆缶(茹でたもの)・・・・・・・90g
アボカド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
味噌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・・・50ml
パプリカパウダー・・・・・・・・・・・・・・・お好みで
作り方
- 1アボカドは種と皮を取り適当な大きさに切っておく。 ひよこ豆缶は水気を切り、仕上げ用に10粒ほどとっておく。
- 2フードプロセッサーにオリーブオイル以外の食材を入れてペースト状にする。
- 3②の中にオリーブオイルを2回に分けて入れ、更に攪拌する。
- 4器に盛りつけ、仕上げ用のひよこ豆を乗せる。お好みでパプリカパウダーをふりかける。
料理のポイント
- point! オリーブオイルが苦手な場合は米油や好みの油に変更しても大丈夫です。
- point! 乾燥豆を使用する時は、一晩水に漬けて浸水させた後、圧力鍋で約20分加熱すると柔らかくなります。
- point! 油は一度に入れると分離することがあるので、必ず2回以上に分けて加えるようにしましょう。
この記事を監修された先生

薬膳料理家松本 誉子 先生
松本 誉子(まつもと たかこ)
薬膳料理家/発酵食研究家/フードライター
北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)薬膳科卒業。中医薬膳師・中医薬膳茶師・発酵マイスター。薬膳の知恵を日常の食に活かしたカフェを三軒茶屋で運営後、現在は料理教室『ドードーの空キッチン』を主宰。発酵と薬膳を軸に、企業・協会のレシピ監修や講座講師、コラム執筆など幅広く活動している。発酵料理士協会・日本くらし薬膳協会 特別講師。