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お酒の飲みすぎによる「肝」のお疲れに「ほたての塩麴焼き柿ソース添え」

COOKING食養生のレシピ

お酒の飲みすぎによる「肝」のお疲れに
「ほたての塩麴焼き柿ソース添え」

2019.12.24 UPDATE

【難易度★☆☆】
ほたては「肝」の生理機能を調え、肝臓の疲労回復を助けます。

ほたて 平性/甘味・鹹味 消化機能を高める、肝臓の機能を高める、疲労回復、気持ちを落ち着かせる など

高級食材のほたてですが、最近では養殖技術の向上によって、一年を通して手に入りやすく、身近な食材になりました。

ほたては複数の旨味成分を含み、味わいが豊かであるだけでなく、中医学的には「肝(かん)」(肝臓)の生理機能を高める働きがあるとされています。アルコール摂取によって疲れた肝臓のケアに摂り入れるといいでしょう。
また、ストレスや疲労を感じているときにもおすすめの食材です。

栄養学的には、ほたてに含まれるタウリンが、血液中のコレステロ-ル値の低下、動脈硬化の予防などの働きをもち、生活習慣病が気になる人には特に摂り入れてほしい食材です。

プリント

ほたての塩麴焼き柿ソース添え
RECIPE

年末年始は、忘年会や新年会でお酒を飲む機会が増える季節です。おいしいお酒は五臓六腑に染み渡ると言いますよね。少量のお酒は各臓腑の働きを活発にして「百薬の長」となります。しかし、過度な摂取はさまざまな不調の原因となるため注意が必要です。

肝臓の働きが弱まっていると、アルコールを分解しきれず、倦怠感、食欲不振、気持ちが落ち着かずイライラするなどの症状につながります。
弱った肝機能の回復にはタンパク質が必要ですが、動物性タンパク質だけでは脂肪分を摂り過ぎてかえって肝臓が疲れてしまいます。

そこで、今回は飲酒量が多くなる時期におすすめの組み合わせ、ほたてと柿のレシピです。
ほたては他の貝類に比べてタンパク質が多いだけでなく、タウリンを多く含みます。また、柿は二日酔いを防ぐ解酒毒の働きがあります。
さらに、脾胃の調子を整える麹、肝の機能を調整する香味野菜、代謝をアップして肝の機能を良くする酢を合わせた、年末年始にぴったりのおしゃれな一品です。

調理時間30分

材料
【2人分】
生食用ほたて……6個
塩麹………………小さじ2
サラダ油…………小さじ1
 
・柿ソース
柿…………………1/2個
赤パプリカ………1/4個
紫玉ねぎ…………1/8個
りんご酢…………小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ1
塩こしょう………お好みで
 
・飾り用 (お好みで)
アルファルファ
パセリ
すだち
チコリー

COOKING

  1. 1ほたては塩麴と一緒に保存袋に入れて揉み、10分程下味をつける。
  2. 2柿、赤パプリカ、紫玉ねぎをみじん切りにしてボウルに入れ、りんご酢、オリーブオイル、好みで塩こしょうで味を調える。
  3. 3フライパンを温め、サラダ油を薄く引く。 ①の水気をキッチンペーパーでふき取り、中火のフライパンでサッと焼く。
  4. 4両面に綺麗な焼き色がついたら、フライパンから取り出す。
  5. 5お皿に、大1/2にすくった②を置き、その上に汁気をふき取った④を乗せる。アルファルファ、パセリ、すだちで飾る。
  6. 6チコリーを使うときは、ソースとほたてをチコリーの上に乗せてできあがり。

料理のポイント

  • point! ほたてのウロ(黒いキモの部分)は、食中毒の原因になる物質が含まれていることがあります。殻付きで購入した場合は、必ず取り外しましょう。
  • point! ほたてを塩麹で漬け込むことで、身がしまるだけでなく塩麴の旨味成分が加わり、さらに味わいがアップします。
  • point! 肝の働きはストレスの影響も受けやすいため、気の巡りに働く香味野菜も一緒に摂取すると良いでしょう。

PROFILE

中医薬膳師松本 誉子 先生

松本 誉子(まつもと たかこ)
中医薬膳師。日本中医食養学会局員。シニア・リビングフードアドバイザー。
日本中医学院(旧北京中医薬大学日本校薬膳科)を卒業後、薬膳理論を取り入れたカフェを世田谷区三軒茶屋にオープン。現在は薬膳料理教室『ドードーの空キッチン』の主宰兼講師として、楽しく食べれる「おうちごはん」をモットーにカラダと心の健康を保つ方法を伝えている。

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