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講演会レポート 「今から始める女性のための漢方レッスンin大阪」

STUDY中医学の基礎

講演会レポート 「今から始める女性のための
漢方レッスンin大阪」

2016.10.12 UPDATE

5月の東京開催に続いて、9月4日(日)大阪・朝日生命ホールで漢方・中医学の基本がわかる講演会が日本中医薬研究会、イスクラ産業株式会社共催にて開催され、1000名を超える応募の中から、抽選で選ばれた約300名の方が来場しました。

 

開演前と休憩時間には、ロビーで地元の大阪、京都、滋賀、奈良、兵庫から駆けつけた日本中医薬研究会の薬局・薬店による漢方相談体験コーナーが実施され、相談を希望する順番待ちの列が続きました。

すぐに役立つ!女性力をアップする簡単ストレッチ&ツボ

「女性力をアップする簡単ストレッチ&ツボ」では、イスクラ薬局日本橋店の中神洋和(なかがみひろかず)鍼灸師による指導のもと、日常生活に取り入れやすいツボを刺激しながらのストレッチを、参加者も体験しました。養血、活血、補腎に効くツボや、講師の中神氏が2週間ツボ刺激をして小顔になったというツボの話では、会場からどよめきも起こり、熱心にツボの位置をチェックする姿が見受けられました。

女性が美しく年齢を重ねるためには

基調講演は、陳志清(ちんしせい)中医学講師による「美と健康に役立つ中医学3つのポイント」で、女性が美しく年齢を重ねていくためのヒントとなるお話でした。

次に、講演内容を抜粋してご紹介致します。

 

「美と健康に役立つ中医学3つのポイント」

「美」というのは健康が一番大事で、肉体的、精神的、社会的にすべて満たされている状態が「健康」であるといえるでしょう。

女性は、冷えや立ちくらみ、シミ・シワが気になることが多いと思います。これらの症状の主な原因は、月経・妊娠・出産・授乳などのほか、加齢、そして生活習慣です。不規則な食事や睡眠不足、運動不足によって乱れていきます。

中医学は西洋医学の考え方とは異なり、病気を未然に防ぐ予防医療「未病・先防」を強調します。さらに、3つの考え方があります。1つは、普段の生活の中の養生を大切にすること、2つ目は、個人差を重視し、一人ひとりの体質を見極めて対策すること、3つ目は、体のバランスをとることです。これらが大事なポイントとなります。

 

生命の原動力の根幹「腎」

中医学では、女性ホルモンを司っているのは腎と考えます。腎の充実度から見て、女性は7の倍数のときに節目を迎え、からだが変化していくと考えられています。35歳頃をピークに腎は衰えはじめ、腎の機能が低下すると、体力や免疫力が低下し、月経不順や肌あれ、更年期障害など、さまざまな症状が現れるようになります。腎を保つには、若い頃から腎の養生に気を配ることが大切です。睡眠時間や冷え、食生活などを大切にすることで、更年期も変わってくるのです。

「美と健康に影響する3要素」

女性の美と健康に影響する3要素に「養血(ようけつ)」「活血(かっけつ)」「補腎(ほじん)」があります。養血は、血液を充実させること。月経、妊娠、出産、授乳など、女性特有の機能は、血液を消耗するので、それに備え、対策をとる必要があります。活血は、血液の流れを良くすること。体のリズムを整えるには、血液がスムーズに流れることが大切です。最後に補腎は、腎を強くすることです。腎を保つことでホルモン分泌のバランスを整えます。

この3要素を充実させるためには、日ごろの食生活が重要です。それぞれの要素を良くする食事をバランスよく摂るようにしましょう。それでも足りない場合は、漢方・中医学の力を借りれば良いのです。

漢方・中医学がみなさんのこれからの美と健康に少しでもお役に立てればと思います。

 

(レポート:COCOKARA中医学 編集部)

 

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