2023年から始まったイスクラ中医薬膳講座（主催：イスクラ中医薬学院）では、中医基礎理論、中医診断学、食物学、中薬学の座学に加え調理実習終了後課題としてレシピ作成があります。第1期生の皆さまが、これまで学んできた内容に加えそれぞれのアイデアをレシピに盛り込んでくださいました。どの作品も素晴らしく、選考は難航しましたがついに優秀賞と審査員特別賞受賞者が決定しました！！

テーマ：気血両虚のレシピ
レシピ名：「気血を補う棗とかぼちゃの牛そぼろ煮」

調理時間：２０分
材料/３人分
かぼちゃ・・・・・1/4個
牛ひき肉・・・・・200ｇ
すりおろし生姜・・小さじ１
材料A：
なつめ・・・・・・15ｇ（乾燥）
出汁・・・・・・・165ml
酒・・・・・・・・大さじ１
醤油・・・・・・・小さじ２
砂糖・・・・・・・小さじ２
片栗粉・・・・・・小さじ１
※水 大さじ１で水溶き片栗粉を準備
作り方
①かぼちゃの種を取り、皮がついたまま食べやすい大きさに切る。
②フライパンに牛肉と生姜を入れて炒め、牛肉にだいたい火が通ったら、材料Aをいれ沸騰させる。
③かぼちゃを加え、中に火が通るまで落し蓋をして煮る。
④水溶き片栗粉でとろみをつける。

テーマ：脾虚痰湿のレシピ
レシピ名：蒸し鶏と梅のハトムギだし茶漬け

調理時間：１５分
材料/１人分
ご飯・・・・・・・・・・・１１０g
鶏ささみ肉・・・・・ ・・・1 本
梅干し（種を取り除く）・・1 個
ハトムギ茶・・・・・・・・50ｍｌ
※水700ｍｌにハトムギティーパック（10g）を入れ、沸騰後、弱火で5 分間煎じたもの
かつおだし・・・・・・・・50ｍｌ
※花かつおで取った一番だし
かつお節・・・・・ ・・・・1 g
白ごま ・・・・・・・・・・適量
酒・・・・・ ・・・・・・・大さじ1/2
塩 ・・・・・・・・・・・・少々
作り方
①蒸し器にクッキングシートを敷いて鶏ささみ肉を置き、酒、塩をかけ、肉全体になじませる。蒸気が上がった鍋に蒸し器を重ね、蓋をして約5 分間蒸す。火を止め、蓋をしたまま余熱で中まで火を通す。粗熱が取れたら手で鶏ささみ肉の身をほぐし、白ごまと和える。
②鍋にハトムギ茶とかつおだしを入れて混ぜ、温める。
③お椀におにぎりにしたご飯を入れ、その上に①の蒸し鶏と梅干しをのせる。
④ご飯のまわりに②のハトムギ茶とかつおだしを合わせたものを注ぎ入れる。
⑤最後にかつお節をふんわりとのせる。