監修:笹沼歌乃(国際中医薬膳管理師)
【難易度★☆☆】
しじみは、体内にこもりやすい余分な熱や水分の巡りを整え、肝や腎をいたわります
しじみ 寒性/甘味・鹹味 むくみやすい、疲れ目、飲み過ぎた翌日のだるさ、体が重く感じるとき など
しじみは、二日酔いの朝に親しまれてきた、「しじみの味噌汁」でもおなじみの食材で、体内にたまりやすい余分な水分や熱のバランスを整え、肝や腎の働きをサポートするとされています。栄養学的には、鉄分や亜鉛、ビタミンB12、オルニチンなどの栄養を含み、むくみや疲れ目、飲み過ぎによる重だるさが気になるときにも取り入れやすいのが特徴です。味噌汁だけでなく、クラムチャウダーなどの洋風レシピにも無理なく活用できます。
しじみのクラムチャウダー
レシピ
こんにちは。国際中医薬膳管理師の笹沼です。
「二日酔いの朝はしじみ味噌汁だけじゃない!」という発想から生まれた、しじみのクラムチャウダー。4月は歓迎会や懇親会などでお酒を飲む機会が増え、気づかないうちに飲み過ぎてしまったという方も多いかもしれません。5月は中医学で「肝」から「心」へと季節が移ろう時期。疲れや体の重さが表に出やすい季節でもあります。この一杯は、肝と腎をやさしく支えるしじみに、心を落ち着かせるハスの実や玉ねぎを組み合わせました。しじみ・昆布だし・干し貝柱の旨味でコクのあるスープに仕上がり、ほくほくとしたハスの実が、二日酔いの朝でも食べやすい洋風薬膳です。
調理時間30分
材料
【2人分】
しじみ(殻付き・砂抜き済み)・・・300g
ハスの実(乾燥)・・・・・・・・・・・・・・・30g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
干し貝柱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
水(干し貝柱を戻す用)・・・・・・・・・100ml
昆布だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300ml
豆乳(無調整)・・・・・・・・・・・・・・・・・150ml
白味噌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
米粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1~2
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10g
作り方
- 1ハスの実を柔らかくなるまで20分ほど下茹でする。
- 2干し貝柱を水100mlで戻しておく。
- 3しじみを酒大さじ1で2~3分蒸して殻が開いたら、煮汁と身を取り出す。
- 4玉ねぎをみじん切りにして、バターで炒め、玉ねぎが透明になったら米粉を入れてねっとりするまで炒める。
- 5④にハスの実、手でほぐした干し貝柱を戻し汁ごと、しじみの身と煮汁、昆布だしを入れて10分ほど煮る。
- 6⑤に豆乳を加え、煮立たせないように気をつけながら温める。
- 7火を止めてから、白味噌で味を整える。
料理のポイント
- point! 豆乳は煮立たせると分離するので、弱火でゆっくり火入れしましょう。
- point! 乾燥タイプではなく、市販のすぐに食べられるハスの実を使えば、下処理不要で手軽に作れます。
- point! 白味噌は火を止めてから溶き入れると、香りが立ち、まろやかな味わいに仕上がります。
この記事を監修された先生
国際中医薬膳管理師笹沼歌乃
国際中医専門員。国際中医薬膳管理師。登録販売者。
イスクラ産業株式会社中成薬事業本部広報課にて、中医学情報サイト「COCOKARA中医学」の運営。イスクラ中医薬膳講座(主催:イスクラ中医薬学院)で薬膳講師として従事。薬膳の調理実習やイベント開催、SNSの運用を通して中医学を紹介。
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