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劉伶先生の家庭薬膳vol.4 【血の巡りが悪い瘀血タイプにおすすめ】黒きくらげの酢じょうゆ漬け

COOKING食養生のレシピ

劉伶先生の家庭薬膳vol.4
【血の巡りが悪い瘀血タイプにおすすめ】
黒きくらげの酢じょうゆ漬け

2017.07.11 UPDATE

黒きくらげは、血の巡りを促し、瘀血に伴う不調を改善します。

黒きくらげ 平性/甘味 活血、養血など

黒きくらげは、桑などの枯れた木に生えるきのこの一種で、桑耳(そうじ)とも呼ばれます。生える原木の種類によって、それぞれ効果が異なると、薬学書の古典『本草綱目(ほんぞうこうもく)』に記されています。
血の巡りを良くするばかりでなく、血を養う働きにも優れ、瘀血や貧血に伴う症状を改善します。体内に血がたっぷりなければ血の巡りは悪くなりやすいのです。また、胃の働きを高め、整腸作用などもあることから便秘の改善にも役立ちます。
成分では、多種類のビタミン、カルシウム、鉄分、多糖類、β-グルカンなどを含み、食物繊維も豊富です。
なお、下痢をしている時は、控えめにしてください。

プリント

黒きくらげの酢じょうゆ漬け
RECIPE

血の巡りが悪い瘀血(おけつ)タイプは、老廃物が溜まりやすく、循環器
トラブルにつなりやすくなりがちです。
瘀血が常態化すると頭痛、生理痛など痛みの症状の他、さまざまな病気の
素因となることも。
冷えやストレスが多い方、運動不足の方は血の巡りが悪くなりやすく、瘀血の症状が出やすい傾向があります。

今回ご紹介するのは、黒きくらげを使った常備菜です。
血の巡りを良くする酢やにんにく、さらに血を養うにんじんと組み合わせることで、瘀血を取り除く力を高めました。
冷蔵庫で1週間ほど保存できますので、こまめに摂取して、血の巡りを良くしましょう。

調理時間30分

材料
黒きくらげ(乾燥)…………2袋(30g程度)
にんじん…………………………………小1本
 
A しょうゆ………………………………90cc
   酢………………………………………60cc
   砂糖……………………………………大さじ1~2
   ごま油…………………………………小さじ1/2
   ニンニク(みじん切り)……………2かけ
   鶏がらスープの素……………………大さじ1/2~1

ラー油……………………………………少々
 
※調理時間は、黒きくらげを戻す時間、漬け置きしている時間を除いています。

COOKING

  1. 1黒きくらげはぬるま湯で2~3時間かけてもどしてから、3分ほどゆで、そのまま冷ます。冷めてから水切りをして、石づきをとり、食べやすい大きさに切る。
  2. 2容器にAの材料を入れ、よく混ぜる。鶏がらスープの素を少量(分量外)のお湯で溶かし加え、①の黒きくらげを加えよく和え、常温で3時間ほど漬け込む。
  3. 3にんじんを薄く短冊切りにする。鍋に湯を沸かして、にんじんを1分程度ゆで、ざるにあげ水気をよく切り、そのまま冷ます。
  4. 4長ねぎは繊維に沿って細い千切りにし、5~10分ほど氷水にさらしてから、水気をよく切り、白髪ねぎにする。
  5. 5②に、③のにんじんと、みじん切りにしたニンニクを加えよく混ぜ、器に盛り、白髪ねぎをのせてできあがり。

料理のポイント

  • point! ラー油を数滴加えると風味が増します。
  • point! 冷蔵庫で1週間程度保存できます。

PROFILE

中医学講師劉 伶 先生

劉 伶(りゅう れい)中医学講師。
医学博士。遼寧中医薬大学客員教授。不妊カウンセラー。
中国・遼寧中医薬大学医学部卒業。同大学講師として勤務。修士学位を取得後、岡山大学医学部第一内科に留学し、医学博士号を取得。 現在は日本中医薬研究会専任講師として、中医学の普及と指導に従事。
共著に「やさしい中医学シリーズ1 ライフスタイルブック」「やさしい中医学シリーズ5 心と体にやさしい不妊治療」(ともに文芸社)など。

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