夏の薬膳スイーツ「抹茶豆乳だんご」 - 漢方・中医学の情報サイト|COCOKARA中医学

COOKING食養生のレシピ

夏の薬膳スイーツ
「抹茶豆乳だんご」

2016.06.03 UPDATE

監修:鈴木 理恵(管理栄養士・国際薬膳師)

【難易度★☆☆】
熱による頭痛、イライラ、精神不安、むくみなどを改善する

茶葉 涼性/苦味・甘味 頭部の熱を冷ます、心の熱を鎮めて精神を安定させる、の どの渇きを止める、利尿、解毒作用など

茶葉は、頭部の熱を冷ます、心の熱を鎮めて精神を安定させる、のどの渇きを止める、利尿作用、消化不良による体内の余分な水分を排出する、解毒するなどの働きがあります。

そして、頭痛、目の充血、熱によるイライラ・精神不安、むくみ、下痢などの症状を改善します。冷えのある方、小児、妊娠中の方は控えめに。茶葉は発酵の度合いが高くなるほど、冷やす性質は緩和されます。

プリント

抹茶豆乳だんご
RECIPE

初夏から梅雨にかけての時期は、日射しが強く気温が上昇してきて、体に熱がこもり、頭痛やめまいがしたり、精神や情緒が不安定になったりします。このような時の食養生は、体内の熱を鎮めながら、余分な水分を排出させるようにします。また、蒸し暑いと胃腸の働きが悪くなりやすいので、胃腸を整えることも大切です。

この料理は、抹茶で体の熱を鎮め、小豆ときな粉、抹茶、豆乳で体内の余分な水分を出し、だんご粉で胃腸の働きを整えるようにしています。

調理時間20分

材料

 

【材料:だんご12個分】

だんご粉※‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100g

砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

抹茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

豆乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約80ml

ゆであずき(缶詰)・・・・・・・・・・・・・・適量

きな粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

※または上新粉と白玉粉 各50g

COOKING

  1. 1だんご粉と砂糖、抹茶は合わせてふるう。
  2. 2①に豆乳を8割ほど加えてまぜ合わせ、残りで生地の柔らかさを調整しながらひとまとまりになるまでこね上げる。直径約2cmに丸めてだんごを作る。
  3. 3熱湯を沸かし、②のだんごを入れ、浮きあがってから約2分ゆで、冷水にとる。
  4. 4③のだんごを器に盛り、ゆであずきときな粉を添える。

料理のポイント

  • point! だんご粉と砂糖、抹茶を合わせてふるうことでダマやムラを防ぎます。

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この記事を監修された先生

管理栄養士・国際薬膳師鈴木 理恵

イスクラ産業で製品開発および薬膳関連の仕事に従事。日本食糧新聞社百菜元気新聞への薬膳レシピ掲載、西洋フード・コンパスグループ(株)への薬膳メニュー提供など。身近な食材で簡単に作れる体と心によいレシピを提案している。